年表

7) 怪獣 [自伝本『私のこと』]

女の子の遊びとしては、リカちゃん人形などのごっこ遊びが 主流だった中
(無論 リカちゃんにも はまらせていただいたのだが・・・)
5才年上の兄の影響もあり、私は ヒーロー系のカードが大好きだった。
 
丁度、ウルトラマンや仮面ライダーの初代の時代だった。
子供にとって、ものすごいヒーローが現れたのだ。
 
だが 私は、ヒーロー以上に魅力的だった 怪獣達の虜(とりこ)になった。
ヒーロー達は 毎回 変わらぬ姿で 現れるが、怪獣達は 新鮮だ。
不気味な姿もあるが、ネーミングがおもしろい。
それに 大概 なにか怪獣のモデルになる素材があって
毎回 何が怪獣になっていくのかと楽しみだった。
その素材によって 必殺技が特徴的だったし
中には 攻撃的ではない “いい怪獣” という設定もあり 
子供ながらに 感動して 泣いたりもした。
  
母の美容室には 当時、十代から二十代の美容師さんが 5〜6人いて
よく その人達に 集めたカードを読んでもらっていた。
毎日 同じ人に飽きた私は、とうとう お客様にも 「読んで〜」 と要求・・・。
中には、面倒臭がって 文章をとばしながら
その怪獣カードを読んでくれた方もいたのだが
私はその内容をはっきりと記憶していて
「とばしちゃダメ〜!」 と お願いするのだった。
 
とにかく 怪獣カードを集めるのが大好きだった私・・・
今、息子が ドラゴンボールやポケモン、遊戯王カードに はまっている。
とても わかる。
そして 大いに 盛り上がるが いい!
その集中力と コレクター癖も、いつかあなたの武器になるかもしれないのだから・・・。
 
 
 

2008年12月11日(木)

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