年表

141) 子供3人 !? [自伝本『私のこと』]

第二子が生まれて3ヶ月が過ぎた頃、身に覚えがある小さな変化を感じた。
すぐに病院へ行き、妊娠していることがわかった。
 
あまりにも早い 第三子登場である。
 
私をはじめ 主人もビックリで、「身に覚えがない・・・」 などと ボケをかましていたが
私の両親も、よく理解が出来ない程 驚いていた。
母は もともと心配性で、仕事と育児の両立で私が大変だろうと思っていた上に
当時2才6ヶ月の長男と、まだ3ヶ月の長女・・・
加えて3人目が・・・と考えると、熱が出そうだ と言っていた。
母に頼ったこともないし、育てるのは私なのに(笑)。
 
実際は 私も、どうなることかと予定外の事実にドキドキしていたが
子供は3人欲しかったので、ちょっと早かったにすぎないと
すんなり気持ちを切り替えてみると、急に大きな幸せを感じたのだ。
 
子供は、是非 『3人』 をお勧めする !
 
私の経験上、一人目は とにかく一生懸命だった。
二人目になると、育児も心配も 2倍以上 一気に大変になり、
三人目ができたとわかってすぐに、妙に気持ちが楽になったのだ。
簡単に言うと、3人もいると 一人くらい変なヤツがいてもいいかも ! と
若干 開き直った感じで、しかも 楽しい育児になるであろう。
 
あるテレビ番組で、子供の人数と育児の関係をテーマにした
インタビュー形式の番組を見た。
街頭で無差別に質問する・・・。
「あなたのお子さんは、どんなお子さんですか ? 」
 
一人っ子の親は、大概 長所も短所も あれこれしゃべりまくる。
二人の子の親は、一人は頭がいいけど もう一人は・・・など
決まって 比較しながら 自分の子供のことを説明する。
三人以上の親は、一人一人の個性をポジティブに話し始めるのだった。
 
偶然かどうかは わからないが、コメントする○○大学教授曰く
「親は、子供が一人だと 干渉しすぎる傾向にあり
子供の方も期待の大きさを感じやすい。
二人の場合は、無意識に 比較する目で見てしまう。
大した差でなくても、つい ○か×かで評価する傾向にあり
子供の方は、相手をいつも気にかけるようになる。
ところが、三人以上になると 比較の対象が複雑になるため
良いも悪いも 個性を見るようになるものなのだ。
子供にとっても、親の視線や期待が分散するため 解放される瞬間がある。
家族の中で、各々の個性を認識し易く より特徴を伸ばすことになる。」
 
要するに、親にとっても 子供にとっても 育児という面からみると
いい環境ということになるらしい。
物理的・精神的なことを除いては・・・に他ならないが
私の場合、この二点においても よかったと思っている。
 
三人の社会という点でも、遊びや学習面に対して
その時々の三人ならではの組み合わせで、影響し合えているようである。
 
この後 私は、成長していく中での三人三様の個性に直面していくのであった。
 
 
 


 

2010年04月20日(火)

ページのトップへ ページのトップへ

powered by a-blog